学歴詐称問題で、余りにもグダグダの言い訳をして有名になった静岡県伊東市の田久保真紀市長だが、2日に記者会見を開き、「『大学卒業』ではなく『除籍』だった」と明らかにし、「『大学卒業』の経歴は選挙中に自ら公表しておらず、公職選挙法上は問題はない」とも説明した。
あれあれ、口先だけの言い訳をするから矛盾が矛盾を生んで、誰が聴いても理屈に合わない事になってしまった。
結局、東洋大学は除籍だったとする「怪文書」は、実は真実の告発だった。
そして、その良い訳が、自分では卒業と思っていたが「勘違い」で、大学へ行って調べてもらったら除籍の記録があった、というものだが、いやいや、いくら何でも除籍になったのを卒業と勘違いしていたという言い訳が通る筈も無い。

しかも、市議会議長に対して「卒業証書」と称するモノを一瞬チラ見させただけで、議長は内容を確認できないまま、市長は証拠を見せたと言い張っていた。
という事は、この時の卒業証書なるものは一体何だったんだ、という事になる。まあ、その行動からしても本物では無い事は、これまた誰が見ても判る事だ。
ハッキリ言って田舎の市長の学歴詐称なんて、だからどうしたという程度のものであり、参議院選挙も近づいている今、日本の行く末に大きく影響を及ぼす政局に比べれば、マスコミが挙って大騒ぎする価値も無い事なのだが、何故かこのような局面で、こういうスキャンダラスなニュースが出てくるのは、毎度同じもなの判り易い構造だ。
でも、ねぇ‥‥
こういう、アホ丸出しで突っ込みどころ万歳のスキャンダルは、見ている側としては楽しいよねぇ(笑