英国MI6の次期女性長官の経歴が諜報機関のリーダーとして最適

デイリー・メール紙は、10月に英国の外国諜報機関MI6のトップに任命された初の女性であるメトレウェリ氏が、ヒトラーの軍隊に加わりナチス占領下のウクライナで残虐行為を行ったことから「屠殺者」と呼ばれた赤軍離反者のコンスタンチン・ドブロヴォルスキー氏の孫娘であることを初めて明らかにした記事を掲載した。⇒EXCLUSIVEIn a plot twist worthy of John le Carré, we reveal the grandfather of the brilliant new head of MI6 was a Nazi spy chief

しかしデイリー・メール紙は、ロシア政府がメトレウェリ氏の家族歴を利用して、彼女の任命の信用を失墜させようとしている、とも報じている。

これに対して英国の外務・英連邦・開発省の代表者は、「彼女は父方の祖父を知らず、会ったことも無い」とし、加えて「この複雑な経歴こそが、次期MI6長官として、紛争を予防し、今日の敵対国家がもたらす現代の脅威から英国民を守るという彼女の決意に貢献している」と、逆に称賛している。

まあ、「物も言いよう」という事か。

MI6、ロシア、ウクライナと、何やら複雑な歴史で繋がっているのが良く判る。