参政党は既に来年の衆院解散に備えて候補者選定も始めていた




日本経済新聞によると、『参政党は25日、来年夏の参院選の第1次公認候補として、新人25人を発表した。いずれも選挙区。今後も調整を進め、全45選挙区での擁立を目指す。最終的に比例代表を含め計50人超を立てる方針だ。』

参政党といえば、設立時には日本の保守層の新しい選択肢として大いに期待されたが、その後党内の内輪もめなどで一気に支持を減らしたしまったようだ。その隙間に出てきたのが日本保守(日保)党だが、これまた最近のゴタゴタで飯山あかり氏に内情を暴露され、参政党どころの騒ぎではないくらいに出鱈目な集団であることが知れてしまった。

となると、逆に参政党の方が遥かにまともじゃねぇ、何てことになってきて、成程YouTubeの参政党公式動画を見ても実にシッカリとしていて、日保とは比較すること自体おこがましい、というのものだ。

参政党は従来、神谷代表が参議院議員として1名の国会議員体制だったが、先日の選挙で3人の衆議院議員が誕生した事で、法案等の審査や特別委員会に参加できるようになり、国政政党らしい活動が出来るようになり、今国会で既に計20本の質問趣意書を提出していているという。

これに比べて日保と言えば、先ず党としての発表は百有コンビの私的YouTubeチャンネルで行い、広告収入はすべて百有の懐に入れているというのが実情で、勿論政治活動の報告なんて殆ど無く、飯山氏への誹謗中傷とくだらないバカ話に終始しているという状況だ。

そして参政党は党の収入も増えた事で党費の減額も検討していて、これは臨時党大会で話し合うという事だ。対する日保は、党大会を一度も開催していないし、党費の使い道も怪しいという、これまた比較にならない状況だ。

そして、次期参議院議員選挙の候補者も発表され、成程今から地道な活動をするのだろう。更に参議院選挙の候補の目途がたった1月には衆議院の候補の選定をするという事で、既に来年は衆議院解散による衆参同時選挙になると事を想定しての動きをしているのが判る。

対する日保はといえば‥‥いやまあ、そんな動きはさらさら無さそうだ。実際に選挙が近づいたらバタバタと泥縄式で候補者を選出するのは目に見えている。

参政党の神谷代表については、色々問題も取り沙汰されているが、いやいや、それでも日保と比べれば次元が違うくらいにしっかりと党運営をやっている、というのが良く判った。

というよりも、国政政党を商売として完全に私物化し、実際の政治活動は見せかけだけという、前代未聞のビジネスモデルは今までに無いパターンだが、これを放置しておいて良いのだろうか。

今のところマスコミなどは全くスルーしているが、いつまで放置しておく積りだなのだろうか?