ハマス幹部のハリル・ハイヤ氏は18日、最高指導者シンワル氏が戦闘で死亡したと明らかにした。イスラエルは既に17日、パレスチナ自治区ガザで軍がシンワル氏を殺害したと発表していた。
この作戦についてイスラエルは、「イスラエルにとって軍事的にも道徳的にも偉大な成果だ」と述べている。
これに対して米国のバイデン大統領は、シンワル氏が目標の達成に向けた大きな障害だったとした上で、「その障害はもはや存在しない。しかし、なお多くの課題が残っている」と述べた。
それでは、ハマス側はどのように表明しているのか‥‥といえば18日、「われわれの兄弟であり指導者であるシンワル氏の殉教は、ハマスの抵抗や決意を強めるだけだ」とする声明を出し、人質が解放されるのはガザでの戦闘が停止し、イスラエルが撤退し、捕虜が解放された場合のみだ、とも表明した。
まあ、そうでも言わなければ立場が無くなるが、エジプトの国営テレビでも外相が、戦争がさらに悪化するのではないかとの懸念を表明している。
さて、イランはどのように対応するのだろうか？