総裁就任とともに行き成り解散・総選挙に突っ走った石破政権だが、これで自民党の凋落を乗り切る事が出来るかと言えば、流石に有権者もそれほどバカでは無いだろう。
所信表明演説では、行き成りそれまでの主張を180度変えたという、あっと驚く豹変や清和会、すなわち旧安部派議員の公認取り消しや比例区への重複立候補の禁止など、これでは多くの議員が落選するだろ。
こんな状況での今回の選挙では、自民党が大きく議席を減らすのは間違いないが、その度合いはどのように予想されているのだろうか。
先ずは小選挙区のみで戦うしかない裏金議員は、45人のうち20人以上が落選するという。
更に、解散前は100人いた旧安部派議員は、大きく議席を減らす事となるだろう。
厳しいのは安倍派議員のみではなく、二階王国とも呼ばれている和歌山2区では、二階元幹事長の3男が出馬するが、ここに安部氏の側近であった世耕氏が参議院からの鞍替え出馬をするという。
要するに自民党内での旧安部派対反安部派の熾烈な戦いとなるのだが、ポストセブンの選挙結果の予測
では自民党が181~222議席、公明党22~26議席とも伝えられている。という事は最悪の場合与党は203議席であり、これでは安定多数の244議席どころか過半数の233議席にも遠く及ばない。
最も上手くいったとしても248議席であり、まあ何とか安定多数を確保できるが、予測の中央値である自民202、公明25では227議席であり、やはり過半数に及ばない。
要するに自公でも過半数割れとなり、自民単独ではどう転んでも過半数すら確保できない事になる。
それでは、その受け皿はどこになるのだろうか?
今回の選挙で最大の注目は勿論「日本保守党」であり、一部を除いては比例区で集中的に出馬するが、衆議院の比例区は候補者名では無く政党名しか書けないので、自民と書けば左翼議員が比例で当選してしまうという事で、選挙区では旧安部派議員に投票しても、比例区では自民以外に投票する例が結構多いだろう。
その時、高市氏を支援する自民支持の保守層にとって、日本保守党は大いなる受け皿になるから、目標の国政政党、すなわち5人当選どころか、それを遥かに上回る当選者を出す事が予想される。
因みに、前述の選挙予測は日本保守党の当選者は比例で1議席のみとなっているが、この予測は10月3日時点であり、その後5日の所信表明演説や昨日の旧安部派潰ともいえる比例区での処遇により、日本保守党に対する追い風は大いに高まった。
言い替えれば、憲政史上愛悪といわれる自民政権のお陰で日本保守党はもちろん、参政党や令和など小規模政党には大きなチャンスが巡ってきた事になる。勿論、立憲や維新も議席を野津安だろう。
さ~て、結果はどうなるか。