太陽光発電が原因とされる電波障害が急増していて、取り分け防災無線への影響が深刻となっている。
太陽光パネルは不要な電波を発生し、その周波数は「数十MHzから百数十MHz帯」であり、これは防災無線の周波数と被っていて、完全に遮断されてしまったという報告もあるという。
これにより、地震や津波といった災害から人命を守るための警報が届かなくなる恐れがある。加えて、消防無線にも雑音が入って聞こえづらくなったり、テレメーター(遠隔測定)の通信が妨害されて数カ月間データが届かなくなったりする障害が確認されている。
あれあれ。
只でさえ問題だらけのソーラーパネルであり、それに加えて電波妨害、しかも防災無線や消防無線という災害時の命綱を妨害すると言うのでは、全く良い事無しというものだ。
妨害電波を出すのは、ソーラーパネルで発電した直流電流を家庭用電気である交流電流に変換する「パワーコンディショナー(パワコン)」と呼ばれる機器からという。ただし、全てのパワコンが妨害電波を発する訳では無く、国際規格であるCISPRに適合した認証を受けた機器なら問題無いようだ。
要するに電波障害対策を施したマトモな製品なら問題ないのだろうが、今日本で使われている多くのソーラー発電装置は‥‥中国製。
あの国に、電波障害に関する技術や、規制を守ろうとする気などサラサラ無いのは直ぐに判ることだ。
この問題は、個人の新築住宅にソーラー発電を義務付けようという東京都の政策に対して、大きな問題となるという、まことに喜ばしい結果になっている。
さ~て、どうする、緑のタヌキ。
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