5年程前に、ある医師が発表した「ROGD(急性性別違和症候群)」をめぐる論文というのがある。
ROGDの概念は、性別違和、つまり自身が思うジェンダーと社会的に割り当てられた性別が一致しないことによる違和感に、「新たなサブカテゴリーが存在する可能性」があるという仮説だ。
ROGDの若者はネット仲間の影響の結果として性別違和を感じ、トランスジェンダーを認識するようになるというのだ。特に出生時に女性と割り当てられた子供たちに影響が強く受けているという。不適切なジェンダー教育によって、単にフェミニンな服装などが好みで無いだけなのに、心は男だ、トランスジェンダーだと誤解してしまい、それに医師も乗っかって、外科的な治療にまで突き進んでしまう例があるという。
その原因となるのが、勘違いのジェンダー教育で、日本でもとある幼稚園では男の子・女の子と呼ばすに、「クッキーさん」・「タルトさん」と呼ばしていたとか?
この幼稚園ではこれを「SDGsへの取り組みの一環」としているようだが、いや、まあ、訳が判らない。男女の区別をしないのがSDGsへの取り組みとか‥‥何を考えているのやら。
静岡県・菊川市の小学校では、ドラァグクイーンの加藤アゴミサイル氏による特別授業が行われ、同性愛者への差別を止めようと、男性の恋人と共に授業を行ったというのだ。
これじゃあ社会経験の少ない小学生は、只々混乱するだけだろう。
ところで、静岡県の知事って誰だっけ?
日本は本来、ジェンダーについては極めて寛容な歴史があり、江戸時代以前はトランスジェンダーはちゃあんと社会的地位が認められていたし、異性装だって堂々と行えたのが、明治になってから妙に欧米化を意識して、今の概念が出来てしまったのだった。
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