2025年開催の大阪・関西万博が開幕まで残りあと2年を切った

 

この万博、2025年4月13日~10月13日に開催され、参加表明しているのは153ヶ国・地域だが、7月21日現在で各国パビリオン建設申請が1件も出ていないという事態になっている。

海外参加国のパビリオンは3つの方式があり
Aタイプ:参加国が設計から建設まで自前で行う
Bタイプ:万博協会が建設した建物に入居し、参加国はパビリオンの内装やデザイン、設備、展示を独自行う
Cタイプ:万博協会が準備する建物に複数の国が集まり入居する
というもので、今問題なのはAタイプだ。

現在Aタイプを計画しているのは約50カ国・地域が見込まれているというが、建築基準法に基づいて大阪市に「仮設建築物許可」を申請したのはゼロ

こらから申請をして工事を始めたとして、果たして間に合うのか。一説には年末までに着工すれば何とかなるとも言われいる一方で、もう間に合わないんじゃねぇの、延期するっきゃねえだろ、という声もあるようだ。

それどころか、政府が出展する日本館でさえも建設工事の入札が不成立となっているという状況だ。再入札となると時間が掛かるために、政府は任意に業者を選ぶ随意契約に切り替えると言うが、資材高騰と人手不足が深刻で当初計画の発注額ではとても折り合えない事から、万博の仕事は断るようグループ会社に通達したゼネコンもあるという。

そういえば東京2020五輪も予算が膨れ上がり、開催後には汚職事件が多発したが、万博も同じ構図になりそうだ。箱ものを作り万博開催ありきという前時代的な発想を未だにやっているという、まあなんとも懲りない連中だ。

しかもこの万博、関西以外ではマルで白けていて、全く盛り上がっていないのだ。

現時点では建物などに着手していない事を幸いとして、万博開催なんて取りやめにしたら良いと思うんだが‥‥。

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