イランが隠し持つといわれている数百kgの 60%濃縮ウランの行方や米軍による特殊作戦の最新情報は‥‥
1. 「消えた400kg」と核物質の行方
イランが保有していたとされる約440kgの60%濃縮ウランについて、米情報当局は極めて警戒を強めている。
• 所在の不透明化:2月28日の開戦直後、ナタンズやフォルドゥなどの主要施設が空爆されたが、イラン側は攻撃直前に濃縮ウランのキャニスター(容器)を「深層地下の未公開トンネル」や「移動式の秘匿車両」に分散・隠蔽したと推定されている。
• 「数日以内」の核武装リスク:米国のマルコ・ルビオ国務長官らは、この在庫があればイランは「7日間から10日間」で核弾頭9発分の兵器級ウラン(90%濃縮)を製造可能だと警告している。このため、米国にとってはこの物質の発見・無力化が「作戦完了」の絶対条件となっている。

2.米軍による特殊作戦(地上介入)の最新動向
空爆だけでは核物質を完全に排除できないとの判断から、ペンタゴンは「限定的な地上作戦」の準備を最終段階に進めているという。
• 「ウラン奪取」作戦の検討:ウォール・ストリート・ジャーナル等の報道(3月30日付)によると、トランプ大統領は約1,000ポンド(約450kg)のウランを物理的に回収・搬出するための特殊部隊投入を検討しているという。
• 拠点の封鎖と突入:すでに第82空挺師団や海兵隊のタスクフォース(約3,500名)が地域に増派されており、ウランが隠されていると疑われる軍事複合施設(パルチンやコジルなど)へのピンポイントな襲撃(レイド)が予測されている。
• サイバー・電子戦の併用:特殊部隊の突入に合わせ、イラン側の通信や防空網を完全に麻痺させるための大規模な電子攻撃が並行して行われる見通しだ。
3.イラン側の対抗策
• 「死を恐れぬ志願兵」の募集:イラン当局は「ジャンファダ(命を捧げる者)」と呼ばれる志願兵の募集を開始し、米軍の地上侵攻に備えたゲリラ戦の準備を進めている。
• 外交交渉のカード:一方で、イラン側は「ウランの希釈(濃度を下げること)」を条件に停戦を模索する動きも見せているが、米国側は「完全な核放棄と施設の解体」を求めており、妥協点は見出せていない。
今後の焦点
トランプ政権は「4月までの完全解決」を目標に掲げている節があり、今後数日以内に「核物質の確保を目的とした特殊部隊のイラン領内への突入」という、開戦以来最大の博打とも言える作戦が決行されるかどうかが焦点となっている。