D級パワーアンプを買ってみた





前回のブログでD級アンプについて説明したが、実は早速、最新のD級アンプを買ってみた。

機種はこれも前回最後に紹介した、CROWN XLS1002でスペックは
■ステレオ出力(2ohms):550W+550W
■ステレオ出力(4ohms):350W+350W
■ステレオ出力(8ohms):215W+215W
■ブリッジ出力(4ohms):1,100W
■ブリッジ出力(8ohms):700W
■ダンピングファクター:200以上
■入力端子:XLR、RCA、標準フォーンジャック
■出力端子:4P スピコン× 2、バインディングポスト
■消費電力:180W(1/8出力、ピンクノイズ、2Ω)
■寸法:W48.3×H8.9×D22.8cm
■重量:4kg

価格は実売で約5万円という、スペックから見たらば驚くべきコスパだ。

さて、到着して早速鳴らしてみたが‥‥

んっ?なんか、中高音がぼやけたような音で、これぁ、やっちまったかな、という思いだった。そこで、ネット情報を調べたところ、D級はエージングが必要という記事が多数発見できた。そこで電源を投入しっぱなしにして、音も極力出すようにした結果、1週間程で劇的に改善された。

この原因の調べてみたが、特にD級は電源と出力フィルタが安定すると高域の粒立ちが改善する傾向があるという事だった。

基本的な音質が落ち着いたので、今度は周波数特性を測定し、そのデータを見ながら少しづつグラフィックイコライザを調整していった結果、下記のような特性に落ち着いた。なおこの特性はサブウーハーも使用している。

この時のイコライザの設定状況は

それで、肝心の音については、極めてクリアでダイナミックレンジも良好で、D級が苦手と言われている弱音もまったく気にならない。

まあ、音なんて言うのは個人の好みも大きく反映されてるから何とも言えないが、価格が10倍のピュアオーディオ機器に優るくらいという世間の評判は全くその通りだった。

実はこのアンプ、入力に民生規格のRCA端子も持っている。プロ機の場合、緊急用に備えてRCA端子を付けている例は多いが、このアンプの場合はオーディオマニアからの要望もあったようだ。実際、これをピュアオーディオ用として使っているマニアは最近増えているという。