新型が発売って、ええっ、エレクトーンて未だあったの


ヤマハエレクトーンの新型が発売され価格は78~129万円。129万円といえば中古のグランドピアノが買える価格であり、その割にはエレクトーンの使い道は限られている。にも拘らず未だにエレクトーンの教室があったりと、オワコンにならないのは何故だろうか?

そこで生成AIの助けを借りて纏めてみた。

純粋な“音楽制作”や“演奏の自由度”だけなら、エレクトーンは割高で、 これはヤマハ自身も分かっている。

それでもエレクトーンが生き残る最大の理由は、「ヤマハ音楽教室」という“完成された教育装置”であり、エレクトーンは単体の楽器ではなく、「楽器+教材+講師+カリキュラム+発表会文化」がセットになった教育インフラである事が理由。

ヤマハが売っているのは 「楽器 」ではなく「音楽を挫折させない仕組み」だ。

子供の教育としてのエレクトーンの“強さ”は
・右手:旋律、左手:和声、足:ベース、すなわち両手+両足=脳トレという楽器音であり、音楽的マルチタスク能力が異常に鍛えられる
→ピアノより「脳の使用領域」が広い。

・ピアノは正解の音を外すと即バレるが、リズム・音色・アレンジで誤魔化せるエレクトーンは「音楽が楽しい」で終われる。 これは悪い意味ではなく、「表現として音楽を続けられる」という意味で極めて重要。

オーケストラ音、 ロックバンド音などが1台で出せ、発表会が“エンタメ”であり、子供にとっては「修行」ではなく「音楽で遊ぶ」感覚となる。

そして、ヤマハがエレクトーンをやめない本当の理由は
エレクトーン単体の利益は‥‥微妙だが、音楽教室・教材・講師育成 としては 安定収益であり、ヤマハ音楽教育帝国の象徴的フラッグシップとなっている事だ。

すなわち、簡単にやめると「ヤマハ音楽教室」そのものが揺らいでしまう。

では誰が買っているのか? 実はユーザー層はかなり限定的で、主な購入層は
ヤマハ音楽教室に長く通っている家庭、親自身が元エレクトーン経験者、 地方の中〜上位所得層であり、最初から“納得して買という子供にう人しか買わない。

そのために市場は小さいが、死なない。

確かに子供にとって、ピアノでバイエルやツェルニーなんて楽しくもないし、ハノンなんてマルで拷問だが、エレクトーンで映画音楽の演奏を練習するのは楽しいだろう。

流石はヤマハ。クラシック以外は音楽じゃあない、なんて言っている癖に、本人はまともにピアノも弾けない小・中学校のアホな音楽教師(流石に最近は少ないだろうが) と違って、如何に音楽を普及させるかを本気で考えているのが凄い。