昭和のオーディオ機器が高騰しているという。その理由としては‥‥
昭和のオーディオは既に生産が終了して久しく、動作良好・良好な状態で残っている個体がどんどん減っているため希少価値が高まっている。
特に人気モデルは市場に出る本数が極端に少なく、需要>供給になることで価格が上がる。
昭和時代(特に1970〜80年代ぐらいまで)のオーディオ機器は
・当時としての高品質部品を使っていた
・マニュアルで調整する楽しさがある
・デザイン・音の個性が強い
といった特徴で、現代の安いデジタル機器にはない魅力が評価されている、という事だ。
いわゆる「アナログサウンドの味わい」や大きなつまみ・金属フェイスの質感に価値を見出す人も多いらしい。
それって、退職したジジイが昔を懐かしんで買っているのかな、と思ったが、まあそれもあるが、加えて若い世代にも人気(レトロ・昭和ブーム)があるようだ。
これはSNSやYouTubeでの「昭和レトロ」、「アナログオーディオ紹介」などの投稿が若い世代に広がり、新たな需要が生まれれ、それによって「ただ懐かしいだけでなく“カッコいい”“味がある”」と評価される機会が増えている、という事もあるらしい。
そこで例題として1970年に発売され、当時マニアから絶賛されていたラックスの真空管式プリメインアンプ「SQ38FD」はというと

何と中古で新品当時の2倍だった。レストアしているとは思うので、その経費が乗っかっているとは思うが‥‥。
まあ趣味の世界だから、何をやろうが個人の自由だが、音質だけを考えればアナログレコードや真空管アンプが最新のCDやアンプに優っているかと言えば、いやいや、最新機器のコスパと音質の良さは際立っている。
勿論、真空管アンプの良さは認めるが、それは超高級機の場合で、安物の真空管アンプを聞いて喜んでいるのは、単に特性が悪くてボケた音を聞いて喜んでいるだけ、なんて言ったら怒られそうだが、昔の家庭用電蓄に使われていた2A3とかのアンプに高い金を払って有り難がっているのも‥‥なんだか、ねぇ。
