評判がすこぶる良い中国メーカーの小型モニタースピーカー(Edifier MR3)を買って、早速ニアフィールドで聞いたところ、極めて結果が良かったので、モニタースピーカーの定番であるGENEREC製の同じような大きさのモデルと比較したところ、それほど大きな差は無いように感じた。
しかし、これは0.8m程度の至近距離と、左右のスピーカーも0.8ⅿ程しか離れていない事で、当然音量もそれほど大きくない状態での聞き比べだった。
しかしその後、30㎝ウーハーとホーンツイータを備えたメインのシステムと比べるために、より離れた位置(2ⅿ程度)からの視聴を行ったところ、音量を上げるとMR3の限界を暴露した結果となった。
そこで、今回はGENEREC 8020も同じく2ⅿ離れた状態で、MR3との比較を行ってみた。


結果は8020の圧勝で、この音圧レベルと距離になると、本来はニアフィールドモニターとはいえ、この程度の距離でも余裕で鳴っている。
こで、特性をとってみたらば

周波数特性だけ比べればそれほど大きな違いは無い。ただし、8020の重低音はサブウーハーが無くてもデーター上はかなり低い方まで出ている。

部屋の音響特性や、その他の条件も影響してくるので何とも言えないが、とにかく比較的大音量で聞いたときには大きく差が出ているし、中程度の音量でもMR3は高音に伸びが無く、イコライザ―で調整すると高音は上がるが、耳障りな音というか、質の良くない音となる。
という事で、MR3は1m以内の文字通りのニアフィールドでモニタ用として使うには、DTM用としてもGENELECの代用として結構使えそうだ。確かにMR3はモニタ用スピーカーと謳っていた。
そこで念のために、8020の定位置にMR3を置いて聞いてみたら‥‥

例えばモダンジャスを聞いてみると、ドラムのブラシワークが繊細な音でハッキリと聞こえるし、ベースもボコボコとした音ではなく、弦を弾く漢字がしっかりと伝わってくるなど、中程度の距離に比べて大幅に音質が向上する。ただし、ピアノはフォルテではちょっと耳に付く傾向はある。
とはいえ、これなら十分に使える。