ロイター(東京発)によると『電通グループは24日、電通銀座ビルを売却すると発表した。譲渡日は来年1月30日で、譲渡益は約300億円となる見込み。譲渡先は守秘義務契約を理由に非公表とした。』

ほほう、電通も遂に厳しくなってきたのかな。
と思ったが、資金繰りではなく、重たい資産をひとつ降ろす判断であり、広告代理店という業態から脱却しようとする決断だ、という。
2026年度に約300億円の譲渡益を見込むとし、これにより老朽化した不動産を手放し、修繕費や固定資産税といった固定コストを削減。資金はキャピタルアロケーションの再設計に充てる、という。
電通銀座ビルは1932年に竣工というから、今の時代のオフィスには適応が難しいのだろう。
電通のメインであった広告事業が既にオワコンである事は素人でもわかるし、電通が次に狙っているのは広告枠の販売ではなく、企業の新規事業や変革プロジェクトを、立ち上げ前から実行直前まで伴走する仕事だ。
これは広告、コンサル、SI(システム開発や業務設計を請け負う会社)の中間にある領域を狙ったもので、「新事業代行アシスト業」という事らしい。
しかし、電通の営業マンと言えばエリートの中でも出自が良くスマートなイメージだが、それは独占的立場だったからこそ出来たことで、コンサル業界ともれば真逆の弱肉強食世界であり、寝る時間も無いほどの超ブラックな業界だ。
あのお坊ちゃん達がそんな営業が出来るのか、こりゃあ見物だ。