トランプ米大統領は28日、米国で麻薬密輸などの罪で服役している中米ホンジュラスの前大統領エルナンデス受刑者を恩赦する意向を表明した。
エルナンデス氏はバイデン前政権下の2024年、米国の裁判所で、賄賂を受け取り麻薬組織による米国へのコカイン密輸を手助けしたとして、禁錮45年の判決を受けていた。
ところで、ホンジェラスってどこにあるんだ、というのが多くの日本人の思うとこらだろう。
ホンジェラスは中央アメリカ中部で、エルサルバドルの北に位置する。

同国からは2018年と2020年に多数の移民希望者が陸路で米国を向かった。要するに米国への不法移民問題の発祥地の一つという事だ。
同国では30日に大統領選が行われるが、トランプ氏によれば右派、国民党のナスリ・アスフラ氏が大統領選で勝利すれば「米国は緊密に連携するだろう」とし、アスフラ氏を支持する方針も示した。
結局、貧困、犯罪、移民、左翼政権と、中央アメリカに共通の問題だったという事だ。