中国のレアアース輸出制限に対して、米国は激しく対立しているが、実はこの輸出制限で米国よりもリスクが高いのは韓国だった。
米国はこの中国の政策に対して、自国内の廃鉱を再稼動するとともに、同盟国とサプライチェーン協力を構築し、積極的な対応に乗り出した。また米エネルギー高等研究計画局(ARPA-E)を中心にレアアース代替磁石の開発に数千万ドル規模の研究開発資金を短期間で投入し、素材自立戦略を本格化している。
レアアースはモーターや発電機に欠かせない永久磁石を製造するのに必要な重要素材であり、韓国は80%を中国から輸入している。加えて、精製後に磁石粉末で合金化し、焼結して最終磁石を作る工程全体でも中国への依存度が高く、磁石輸入の約90%が中国からだった。
という事は、中国からの輸入が途絶えると、重要部品の生産と産業機器の組み立て全体がストップする可能性がある。
では、この危機に対して韓国ではどのような対策を実施しているのが。
それは‥‥
何もやっていないっ!
レアアース代替磁石分野への体系的な財源確保プログラムさえ準備していない。
廃バッテリーと電子機器などからレアアースを回収するリサイクル技術の開発も‥‥これまたやっていないようだ。
これじゃあ、中国の奴隷になるしか手はなさそうだ。
勿論、中国の奴隷と関係を持ったって、日本には何のメリットもない。