ウィンドウズ10のサポート終了に備えてLinuxをインストールしてみた【後編】

LINUX MINTの画面が立ち上がったところで、左下のアイコンをクリックする。

するとWindowsのようなパネルが立ち上がるが、使ってみると直観的な表示は寧ろWindowsよりも使い易いくらいだ。

ウェブブラウザについては、最初からインストールされているはFirefoxなので、使い慣れたCromeをインストールする。方法は簡単で、上記のパネル内からアイコンをクリックするだけで、他にも必要なアプリは概ねアイコンがあるから、クリックだけで日頃使い慣れているWindowsの環境に近い使い方が出来る。

実際に使用した感想は、Windowsに比べてシステムが小さい事もあり動作は遥かに快適だ。Windowsのエクスプローラーに相当するのは、下部のアイコンホルダーに明らかにそれと判るアイコンがあるので、それをクリックしてみると、正にWindows感覚での操作が出来る。

他にも、Windowsとの親近性は極めて大きく、これは中々使えるOSだ。しかも、アプリを含めてほとんどが無償だ。

ただし、デメリットもある。マイナポータルのような公的アプリはLINUX には対応していないし、Adobeの定番アプリも使えないなど、メインのPCとして使うのはちょいと心もとない。

加えて、PCメーカーのハードサポートも効かなくなる可能性はあるし、ソフトのトラブルも少ない情報から自ら解決するしかない。

という事は、あくまでサブ機として旧型パソコンを生き返らせる場合がドンピシャという事だ。