ウィンドウズ10のサポート終了に備えてLinuxをインストールしてみた【前編】

Windows10のサポートが10月14日で終了した。実は我が家には現用の主力PCの前に使っていたWindows10搭載機がある。目的は主力機がトラブルを起こした時に一時的に代替え用とするためと、Windows10でないと上手く動かないアプリがあるためだったが、アプリについては他のより進んだものを購入した事でその役目も無くなった。また、Windows10サポート延長や、裏技でWindows11へのアップグレードも出来ない事もないが、デメリットも多く使用する気は無い。

とはいえ、未だ使えるハードを廃棄するのも気が進まない事から、Linuxを使用してみよう、と考えた。Linuxも複数の分派があるが、最近極めて評判の良いLinux Mintを使ってみる事にした。

インストール方法はYoutubeで探せば多くの解説動画があるので、それに従って実施した。

先ずはメインのPCからシステムをダウンロードし、8GB 以上のUSBメモリーに書き込む。それをWindows10のPCに差し込み、起動時にバイオスを表示させる。これはPCメーカーによって多少異なるが、Windowsが立ち上がる前にF2とかEscとかDelなどのキーを連打する事で、Bios設定モードとなる。

このモードはマウスが使えないし、PCメーカーによって画面構成も異なるから、その部分は別途調べる必要があるが、まあ適当にやっても何とかなるように、対話式にはなっている。

ブート先にUSBメモリーを指定して再起動すると、何やら込みこんでいる状況が続き、やがて「Starat Linux Mint 2.2 Cinnamon 64-bit」という表示がでるのでエンターを押すと、多少の時間の後に「LM」のロゴがでて、Linuxが立ち上がった。

この段階ではUSBメモリーからの立ち上げなので、今度は左上の「Install Linuxd Mint」というアイコンをクリックする事でハードディスクにインストールできる。

このPCはハードディスクを2基搭載していて、WindowsはDisk1(2TB)にインストールしてある。今回はDisk2(4TB)にLinuxをインストールする事にし、書き込み先をDisk2に指定して、いよいよLinux Mintをインストールする。

インストールする時間は20分程かかるから、待っていられる時間ではないのでそのまま放置する。

インストールが終わって再起動するが、この際には再びBIOSの変更画面を出して、起動メディアをUSBメモリーがら、LinuxをインストールしたDISK2に変更してからブートすると、多少の時間を経過してからWindowsのロゴがでた。

んっ?Windowsのロゴって‥‥

もう一度再起動を行ってBIOSの設定を確認すると、DISK1から立ち上げる設定になったままだった。何やらオペレーションを間違ったのかと、再度確認しながら書き換え、終了してブートする。

暫くすると、今度はグリーンの文字のLMロゴが表示された。

やれやれ、その後無事LINUX MINTが立ち上がった。

それでは、取り合えず使ってみる事にする。

これについては、後編にて。