中国政府、トランプ政権に徹底抗戦の構え

報道によると、中国政府は12日、トランプ米大統領が中国に100%の追加関税を課す意向を表明したことに対し、報復を示唆した。対中圧力を緩めないトランプ政権に徹底抗戦する構えを鮮明にした形だ。米中両国が互いに、100%を上回る追加関税を掛け合う「関税戦争」に再び陥る可能性が一気に高まっている。(産経新聞)

現在平均50%の関税を掛けられている中国は、更に100%の追加関税が加算されると150%となり、商品の価格は250%となってしまい、これは事実上の禁輸と変わらない。

これは事実上中国潰しであり、まあ中国は徹底抗戦すると言わないと共産党の立場は無いから、国民に対してのパフォーマンスとしても強硬なところを見せるのは当然だ。

更に関税強化に加えて、米国は9月にスペインのマドリードで開いた米中閣僚級貿易協議後、米政府が輸出制限対象の「エンティティーリスト」のルールを強化するといった対中制限措置を新たに打ち出している。

トランプ氏は中国に対する強硬姿勢を緩めているとの指摘もあるが、いやいや、そんな事はないようだ。