毎日新聞によると、『公明の斉藤鉄夫代表は4日、高市氏と東京都内で会談した後、自公両党の連立協議を来週開始すると記者団に明らかにしたうえで「連立の政策協議を行い、一致すれば連立政権ということになるが、まだ今の段階では何とも申し上げることができない」と述べ、連立離脱もほのめかして、自民党の右傾化をけん制した。』
良いねぇ、連立離脱、やってもらいましょうよ。
多くの国民が疑問を持っている自民党と公明党の連立を、公明党側から解消してくれれば、勿怪の幸いというものだ。この連立は百害あって一利なしだったのだから。
ただし、現在の自民党は石破前総理の努力によって、自民単独どころか連立でも過半数に至っていない。

結局自民党は公明党以外とも連立もしくは閣外協力関係を結ぶしかない事になる。それでは、どのように進めるか。これにはいくつかのシナリオが考えられる。
公明党が連立離脱した場合、自民党が連立や閣外協力する方法は
① 自民 + 国民民主 + 維新 のような「中道・保守系の連立」
➁ あるいは 自民 + 維新 + 小党(参政党など) のようなトリプル連立
③または自民が「閣外協力(支持票のみ提供する)」を得ながら連立とは名ばかりの形をとる
連立相手として最も有力なのは国民民主であるが、両党を合わせても両院とも過半数には足りない。そこで維新を加えるという案が出てくるが、国民民主と維新が上手く調整できるか。
これに参政党が加わるという事も考えられるが、参政党は参議院では15議席という充分な議席があるが、衆議院での議席が少ない。
なお、チームみらいは参議院で僅か議席だが、安野党首はITに関して高度のの専門家であり、デジタル大臣には最適とも言われている。
まあ、何れにしても公明党とだらだら連立をしていた腐れ自民党から脱却できる良いチャンスでもある。
それにしても総裁選が終わったその日のうちに物凄い進展というのも、高市効果の凄まじさを感じる。