韓国国立データセンター火災で行政システム一部まひ

ロイターによると、『26日夜、韓国中部・大田広域市にある国立データセンターで大規模火災が発生し、行政デジタルシステムや内部ネットワークが一部まひ状態に陥り、復旧作業が進められている。』

火災の原因は、メンテナンス中のLGエナジー・ソリューション(LGES)製バッテリーが爆発したと見られている。

火災は27日早朝に鎮火されたが、一部サーバーが損傷したほか消防隊員が安全策としてバッテリー約400個を撤去する間にサーバー600台以上が強制停止を余儀なくされたという。また一部省庁や郵便サービス、法律データベースなどのウェブサイトが閲覧できない状態が続いていて、一部の省庁では27日現在、電子メールが使用できていないという。

これについて金民錫首相は27日、大田広域市と世宗特別自治市で行政デジタルシステムが「まひ状態」に陥っている。「重要な行政システムが一カ所に集中していたために、消火作業は困難を極めている」とした上で、迅速な復旧作業に取り組んでいると述べた。

LGESはEV用バッテリー大手で、いわゆる韓国得意の「燃えるEV」のバッテリーを作っているメーカーであり、行政デジタルシステムも「燃えるバッテリー」だったという事かな。

韓国はリチウムイオンバッテリーを現在建造中の最新型潜水艦にも搭載するというが、これが爆発したら‥‥。