NHKは2022年に「戸別訪問による契約営業」を段階的に廃止し、2023年9月をもって法人への委託契約を全面終了した。
成程、遂にNHKも諦めたかな、と思ったら、最近知人宅にNHKを名乗るものがしつこくインターホンを鳴らし、帰れと言ってもなかなか辞めなかった、という話を聞いた事で、あれえ~っ、まだ戸別訪問やってたのか、と疑問に思って調べてみた。
その結果、NHK本体と個人との業務委託契約を結んだ「収納スタッフ」が全国で引き続き活動いて、2024年5月時点で約550人が従事しているという事だった。要するに完全に訪問活動がなくなったわけではなく、規模を縮小した形で継続されている状況だった。
しかしねぇ、全国で550人って、殆ど焼石に水だが、恐らく完全に訪問活動を廃止してという事になると、何やら都合の悪い事があるのかもしれない。
そのNHKはこのところ急激に赤字決済(2024年度449億円赤字)に転落している。とはいえ、NHKは膨大な内部留保金(5,000億円超)を持っているので、赤字を出したところで直ぐに存続に影響するような資金不足になる事はない。
そうは言っても今後更に赤字が増えるであろう事は明白であり、数千億円程度の留保金では10年持たないだろう。そこであの手この手で受信料を取り上げる事を考える事になる。
その一つとしてNHKは「ワンセグ機能付き携帯・カーナビも受信設備」と解釈し、「台数ごとに契約が必要」としてきた。これにより警察や消防などの公用車両も「テレビ受信可能カーナビ」を搭載していれば、形式上は契約対象に含まれるとしている。
おいおい、我々の税金で運用している警察や消防、その他役所の公用車から見る事の無いカーナビのNHKの受信料をふんだくるという、正に国賊的政策をとっているのだった。
やっぱりこの団体は解散させるしかなさそうだ。
