中国の海外インフラ工事の品質問題が酷過ぎる

中国は一体一路の一環として新興国に対して大規模なインフラ工事を行っているが、その品質の悪さは有名だ。

中国のインフラ工事は、技術力不足と手抜きという最悪の状況だから、出来たばかりの橋が突然崩壊するなんていう事が多発している。

そこで、中国の「一帯一路(BRI)」などによって実施された海外の大規模インフラ工事において、 品質問題や早期不具合・崩落などが報じられた事例を時系列で整理すると‥‥

・2017 年6月 ケニア(Busia県)・Sigiri橋:完成前に中央部の構造が崩落。工事ミスが指摘され、作業員27人負傷。

・2019 年12月 タイ・バンコク(監査局ビル):強震時に建設中の30階建てビルが全壊、12名以上死亡。品質への懸念が広がる。

・2022 年12月 インドネシア・ジャカルタ=バンドン高速鉄道:開通前トライアルで脱線事故発生、死傷者あり。工事品質に疑問。

・2025 年ごろ(建設後短期) エクアドル・Coca Codo Sinclair水力発電所:建設直後に多数のひび割れ、構造欠陥報告、崩壊リスク。裁判も。

・2022 〜 2024 年 ウガンダ・Isimba発電所&パキスタン・Neelum–Jhelum:トンネル亀裂・500以上の欠陥・頻繁な故障。発電停止や高コストに。

・??年代(未完) スリランカ・ハンバントタ港:利用低迷のまま債務により99年間中国租借へ。巨額投資の割に成果乏しく、負の象徴に。

・2024 年5月1日 中国内(広東・梅州)高速道路:豪雨で道路崩落、48人死亡。設計・維持管理の甘さ露呈。

・~2024 年頃 フィジー・Suva WG Friendship Plaza:未完成の高層ビルで瓦礫の落下や死亡事故。品質・安全性が大きな懸念に。

他にもあるだろうが、それにしても次から次へ構造物が破壊したり、鉄道は事故を起こすなど、その品質の悪さは折り紙付きだ。

その理由は、技術力の低さもあるが、それ以上に上層部の質の悪さが関係している。工事に当たっては必ず上層部が中抜きして懐を肥す事で予算が無くなり、その分は材料の質を落としたり、工事自体の内容を手抜きしたりでごまかしているのは多くの知るところだ。

この実態はインフラ工事のみならず軍事関係でも同様であり、軍艦も軍用機も全て中抜きによる予算不足での手抜き品質となり、立派な軍艦も中身は錆だらけとか、重要部品も軍用には使わないような安物を使用する事で、中抜き分の予算不足を補っている。

結局、共産主義の影の部分が大きく響いており、こんな状況だから現場の兵士だって共産党幹部の為に命をささげる気などさらさら無いのは当然だ。

加えて人民解放軍は実戦経験が無く、これでは実戦で全く役に立たないだろう。