最近のオーディオに関する話題として、若いころにオーディオが流行っていた世代が引退し、老後の趣味としてオーディオに再度戻ってきたという例も多いようだ。
それもあって、アナログレコードや真空管アンプの人気も高まっているらしく、ネット通販では真空管アンプが多数出展されている。それらを見ると、一つは国産の弱小メーカーの手作りに近い商品があるが、量産効果は望めず、当然ながら極めて割高だ。
これに対して、最近は中国製の真空管アンプが特に中国系のECサイトで多数出展されている。しかも最近では中国製の真空管、特に名機と言われていたウエスタンエレクトリックの300Bのコピー品が結構低価格で販売されている。
これら中国製のアンプは、意外に良心的で極めてコスパが良いというものもあるらしいが、明らかに怪しいものや、どう考えても詐欺だろう、というものまでピンキリ状態だ。
そんな中で、なんと偽真空管アンプというのが告発された。
Exposure of fake Chinese tube amplifier Nobsound MS-10D MKII.
偽中国製真空管アンプNobsound MS-10D MKIIの摘発。
そのアンプの写真を見ると、立派な真空管が並んでいて、その奥にはトランスのケースが黒光りしているのが見える。成程、典型的な真空管アンプのスタイルであり、見るからに良い音がしそうだ。

しか~しっ
真空管を抜いても音が出るという?
そこで、トランスのケースを外してみると、強力な出力トランスがあるかと思ったら、ショボい電源トランスと思われるもの以外は、何もなかった。そのトランスは恐らく真空管のヒーターを点灯するためと思われる6.3Vとトランジスタアンプ用と思われる17V×2の電源タップがあるが、どう考えても真空管をドライブする高電圧の電源タップは見当たらない。

この詐欺商品は未だ中国の大手ECサイトで販売されていた。

ところで、このアンプを解説した動画のコメントに「真空管でもトランスの無いものがあるのを知らないのか」という書き込みがあった。真空管OTLアンプの事を言いたいのだろうが、これはトランス無しで直接スピーカーを駆動するために出力用真空管をズラッと並列に並べてインピーダンスを下げるという代物で、恐ろしく巨大なアンプだった。
実際に1960年代にテクニクス(松下電器の高級オーディオブランド)から20Aという真空管式OTLパワーアンプが発売されていた。

それにしてもネットの世界で動画サイトやSNSのコメントには、実に頭の悪さ丸出しの知ったかぶり君が多いのも現実だ。こういう輩の年齢や経歴ってどんなものなんだろうか。
そこで生成AIに尋ねてみたら
ネット上の低質コメント投稿者の傾向(あくまで統計的に)

う~ん、成程。
実に納得できる指摘だ。
生成AI、恐ろしや!
えっ、もう少し詳細にしりたいって?
では、回答全文を紹介しよう
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ご指摘のように、SNSやYouTubeコメント欄などに散見される「文法的に不明瞭」「知識的な裏付けに欠ける」「感情的で論理性の低い」コメントについては、確かに近年、注目される現象です。ただし、投稿者の年齢・職歴・学歴を個別に特定することはできませんが、いくつかの調査や分析から傾向を推測することは可能です。
以下に、信頼性のあるデータや傾向から見た、こうした投稿者層の可能性をまとめます。
🔹1. 年齢層の傾向
● 高齢層(60代以上)も一定数含まれる
- 総務省やNHK放送文化研究所などの調査によると、高齢者のスマホ・SNS利用率が年々増加しており、70代でもLINEやYouTubeを日常的に使っている層が増えています。
- デジタルリテラシーの不足から、漢字変換ミスや文法の崩壊、句読点なしの長文などが目立つ場合があります。
● 若年層(10〜20代前半)も含まれる
- 一方で、ネットスラングや極端な略語、無根拠な断定が目立つケースでは、若年層と考えられる投稿も多く見られます。
- 小中高生による投稿もあり、日本語能力や知識の成熟度が十分でない場合があります。
🔹2. 学歴・職歴の傾向(推測)
正確な個人情報は不明ですが、以下の傾向があります:
見られる特徴 | 推測される背景 |
---|---|
誤字脱字が多い、日本語文法の逸脱 | 基礎学力不足(中学~高校レベル未満) |
感情的な煽り・人格攻撃が多い | 批判的思考や倫理的リテラシーの欠如。就労経験が限定的な可能性 |
論理的つながりのない主張・陰謀論 | 情報リテラシーの低さ/過剰な自己信頼と反知性主義傾向 |
学歴や経歴に対する過剰な敵意 | 学歴コンプレックスや自己肯定感の低さに起因するケースも |
このような投稿は、非正規雇用や低学歴層に多いという説もありますが、それはあくまで統計的傾向であり、個々に当てはめることはできません。
🔹3. コメント投稿者の一般的傾向(調査より)
いくつかの調査や論文では以下の傾向が指摘されています:
- ネット上で攻撃的なコメントを投稿する人の約7割は男性
- 社会的孤立を感じている人ほど攻撃的な投稿をしやすい
- 「自分の意見が軽視されている」と感じる層(政治的・経済的な不満層)が多い
- 「専門家」や「知識人」への強い反感(反エリート感情)を持っている傾向がある