物体を電磁気力により加速して撃ち出す装置である「レールガン」は
・極超音速で弾丸を発射するため、従来火砲に比べ威力・射程が増大
・電気エネルギーで加速するため、威力可変・発射薬を使用せず安全で、弾丸がミサイルと比較して安価
という多大なメリットがあるが
・接触型ということもあり他の電磁駆動に比べて損失が大きく電源要求が大きい
・砲身がすぐ消耗する。
というデメリットもある。
このような事から、米国は17年間レールガン開発を続けたものの2021年末に技術的難題、経済性などを理由に中止した。これに対して日本では、海上自衛隊が、試験艦「あすか」(ASE6102)に電磁気レールガンを搭載した様子を公開した。


この試作レールガンも超高速での発射により砲身の摩耗が極めて早い事や、装置自体が大きく、現状の護衛艦に搭載できないなどの問題もあるが、兎に角米国が開発を諦めたのに対して、日本では実用化に向けて開発が進んでいるという事は、世界の国々にとって極めて脅威だ。
加えて日本の電磁技術の高さは、航空母艦の電磁式カタパルトの開発でも他国を圧倒しているという事で、実は既に開発が進んでいて、次期自衛隊空母に搭載予定、とも言われている。
日本の電磁技術の高さは、リニアモーターカーの実用化にも繋がっている。要するにリニアモーターカーの実用運転による技術力アップは、自衛能力にも大きく寄与するのだった。
な~る程、だからぁ、C国の息の掛かった政治家たちは、リニア潰しに奔走すのだった。