7月6日にブラジルのリオデジャネイロで開催されたBRICSサミットに、中国の習近平主席が欠席した。
その理由の一つとして、7日に行われる盧溝橋事件(1937年7月7日)発生から88年を記念する式典への出席を優先した、という話が出ていたが‥‥
なんと、記念式典には共産党序列第5位の党政治局常務委員が出席した。
それじゃあキンペイはといえば、内陸部の山西省を視察し、「抗日戦争」の記念碑を訪れて献花した、という事だが、こんなド田舎に党主席が出てくるのはどう考えても妙だ。
やっぱり、キンペイは遂に失脚の道を辿っているのだろうか。

またキンペイ失脚の理由として、健康上の理由がとりだたされている。昨年7月には肝硬変が悪化し肝臓移植の手術を受けた、という噂が出ていた。
その後脳梗塞説もあり、何れにしても体調はかなり悪い状況だろう。キンペイは72歳であり、確かに一般人としてなら高齢な部類だが、この手の独裁者としては72歳なんて「若手」も良いところ。
因みに毛沢東は82歳で死去したが、72歳のころはキンペイよりも若々しかった。毛沢東は嫌いだが、キンペイと比べれば人間のレベルが違うのだろうか。
