中国シャオミの新型EV、 販売開始1時間で28万台受注


中国の大手スマフホメーカー、シャオミ(小米)は昨年、初のEV
「SU7」を発売し、僅か15分で5万台超の受注となった。

しかしSU7は試運転中に発生した複数の事故動画がインターネットに投稿された。
中国製EV シャオミの暴走動画が公開されている

また、サーキット走行ではブレ―キが効かずにクラッシュしている動画もアップされている。

シャオミのEV サーキット走行でブレーキ効かずクラッシュ

それでも、SU7は昨年13.5万台販売したが、1台売ると120万円の赤字という状況という。

そんなシャオミが次に発売したのがSUVタイプの「YU7」で、なんと予約開始から1時間で28万台以上の注文があったという。

しかし、シャオミはスマホメーカーであり、EVなんか作れるのか?

という疑問が湧くが、実はシャオミのEVは北京汽車生産で、バッテリーとプラットフォームはBYD製。シャオミ自身は生産設備を持たず、完全なOEM販売で、シャオミが行うのは制御システムの開発と資金調達および販売だけだった。

しかし、1台で120万円の赤字で、28万台売ったら‥‥3,360億円の赤字となる計算で、BYDも北京汽車も共倒れ。尤もその前にBYD自体が大赤字であり、第二の恒大状態だから、みんな揃って破綻すれば良いかもね。

これに対してシャオミでは、生産台数が増えれば量産効果で原価も下がり、5年後には黒字となると表明しているが、5年間も持つのかい?

ところで、シャオミを予約したユーザーは予約金として10万円を支払うというから、28万件では280億円の現金が入ってくる事になるが、まあ、焼石に水のような気もする。

そろでも、中共政府が人民元を増産して支援するのだろう。人民元は本来外貨準備高に連動して発行するのだが、不動産バブル崩壊で人民元を刷りまくり、通貨としての価値は激減している。

尤も、国内だけなら紙くずに近い人民元も通用するから、国内の業者に対する支払いは出来るという事か。