日産が中国からの車両や部品の輸出を強化

日刊自動車新聞によると『日産自動車の中国子会社である日産(中国)投資と中国国有自動車企業の東風汽車集団は6月25日、自動車輸出事業を担う共同出資会社の設立契約を結んだと発表した。資本金は10億元(約201億円)で、日産投資が6割を出資する。』

瀕死の日産はホンダにも見捨てられ、一体どうする積りなのかと思っていたら、何と米国を中心とする中国排除の世界の流れの中にあって、新たに中国への投資を発表した。

日産は中国市場向けに投入したBEVの「N7」が爆売れとか言って喜んでいるし、日本のマスコミのこれを絶賛している。このN7 は可成り大柄なボディであり、ライバルはBYD SEALやTESLA MODEL3となる。

本編日記 2025/6/29 (Sun)  NISSAN N7

それにしても、中国では未走行のBYD車が中古車としてたたき売りされているが全く捌けない状況に、今更BEVの新型に期待をするというこの経営感覚は、正にトヨタとは正反対であり、その結果は業績も正反対!

まあ、日産は中国と共に崩壊するしかないのかな。

尤も、中国の企業は絶対に倒産しない、というか倒産という概念が無いと思ってしまうくらいで、恒大やBYDに代表される不動産やEV関連企業も超大手は正式に倒産はしていない。

どんなに負債が膨大であっても、人民元を刷って支援すれば良いのだから、いや、そりゃあ反則だよなぁ。