北朝鮮は長らく延期されていた元山・葛麻沿岸観光地帯を正式に開放した。

実は観光業については、国連の制裁で明確に禁止されていない事から、北朝鮮は新たな外貨獲得の手段とする事を考えている。
開所式は妻の李雪主(リ・ソルジュ)氏と娘の金周愛(キム・ジュエ)氏も同席し、テープカット式典を主宰した。
複合施設には、高層ホテル、ビーチ、プール、ショッピングセンター、レクリエーション施設などがあり、最大2万人の観光客を収容できる設計となっている。
この施設は、北朝鮮国民に解放された後に外国人艦顧客にも段階的に拡大されるというが‥‥。
「北朝鮮国民に解放」って、こんなリゾート施設を利用できる国民とは、一体どんな階層なのだろうか。一般国民は餓死寸前の北朝鮮だが、首都に住んで豪華な暮らしをしている一部のエリートがいる事は周知の事実であり、今回のリゾートも、先ずはこのエリート層に開放されるのだろう。
要するに北朝鮮は一部の王族と貴族が豪華な暮らしをしていて、それ以外は奴隷の生活をしている、一体いつの時代だよ、という政策をとっているという事だ。
下の写真を前述のリゾートと比べれば、本当にこれが同じ国かと唖然とする。
