米国に合成麻薬「フェンタニル」を不正輸出する中国組織が日本に拠点をつくっていた疑いが判明した。
DEA(Drug Enforcement Administration、米麻薬取締局)は23年6月に中国籍の男「王慶周(Wang Qingzhou)」と女「陳依依(Chen Yiyi)」を逮捕し、この捜査の過程で「日本にいるボス」の存在浮かんだ。
この米国の情報をもとに日経新聞は独自の取材を続けていたようで、このほどその第一弾が大スクープとして公開された。
合成麻薬フェンタニル、日本経由でアメリカに密輸か 中国組織が名古屋に拠点https://t.co/h788aidQzp
アメリカではフェンタニルの乱用で年間数万人が死亡。貿易戦争など世界的な摩擦を生んでいる問題が日本に波及する可能性があります。
【米中「新アヘン戦争」の裏側】 pic.twitter.com/sWT0Rp6YbP— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) June 25, 2025
今のところ全文は日経の有料配信での公開となっているが、今後他のマスコミもこの事件を取り上げていくだろう。また、近いうちに関係者が明らかにされるだろし、もしかして日本の政界を揺るがす激震となるかもしれない。
中国から密輸されたフェンタニルは米国市民の間に浸透して、米国としては最優先の課題となっており、トランプ政権も極めて重要視している。
その密輸に、なんと日本が絡んでいたというのは大変な事で、次の日米首脳会談の最重要課題になる事は間違いない。ところが、日本政府はといえば‥‥ゲルだよ。
それにしても、こんなヤバいものが税関を簡単に通貨してしまうのも不思議なものだ。
税関の小役人は、帰国した日本の庶民の荷物をひっくり返してる暇があったら、中国組織の摘発を頑張れよ、まったく。