既に大騒ぎになっているが、トランプ米大統領が23日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で「完全かつ全面的停戦」の合意成立を発表した。
これに対して、米原油先物相場は下げ幅を拡大。一方、米S&P500種株価指数先物は一時0.4%上昇。東京市場とシドニー市場の株価も堅調。ドルは他の主要通貨に対し軟調となっている。
米国の地下核施設攻撃とイスラエルの爆撃によるイランの被害は甚大だったようで、イスラム原理主義政権の存続すら危ない状況とも伝えられていたが、成程トランプ氏の恫喝に従うしかない状況だったようだ。
米国のイラン核施設攻撃には、米本土からB-2 爆撃機を中心とした編隊が直接イランに向かい、攻撃後に米国に帰還した。噂ではB2がグァムの基地に向かっていると言われており、グァムで待機するのだろと思わせていたが、実は空中給油を繰り返し約37時間飛行したという。

往復2万kmで37時間という事は、時速540㎞となり、実際にイラン上空での作戦の時間もあるだろうが、意外に速度は遅いという気がする。
米ミズリー州から台湾までの距離は約12,000㎞だから、台湾有事の場合、米国はその気になれば米本国から大編隊を20時間以内に送る事ができるわけで、中国としては、丸1日以内に決着をつける必要がある、という事だ。

今回の紛争で、米国は強大な軍事力を世界に見せつけ、いざとなったら容赦はしない事もまた示した事で、一番ビビっているのは中国だろう。トランプ大統領は中国が大嫌いであり、特にキンペイの共産党をぶっ潰す気満々であり、中東の次は中国かな?