日野と三菱ふそうが経営統合合意




日本の大手商用差メーカーである、日野自動車三菱ふそうトラック・バス経営統合の最終合意に向けて調整費入った、と共同通信が伝えている。

その狙いは脱炭素化やドライバー不足解消に向けて、かさむ開発費などを効率化する狙いがある。

日本の商用車メーカーは上記の2社に、いすゞ自動車UDトラックス加を加えた4社だが、既にUDはいすゞの参加となっちるから、日野と三菱ふそうが経営統合されると、日本の商用車メーカーは2グループに集約された事になる。

現在日野はトヨタ三菱ぶそうはダイムラー・トラックの傘下であり、実はこれら4社は2023年5月に経営統合を締結したのだが、日野でエンジンの認証不正が発覚した事から、この対応に集中するために最終契約の締結を延期していたのだった。

経営統合とはいっても、当分は各社の製品は現状を維持するだろうが、今後は次期のモデルに向けて徐々に共通化していくのだろう。商用車の分野、とりわけ大型車は上の写真でも分かるように、外観上の違いや機能に違いは無く、乗用車に比べて統合は比較的容易だろう。

とはいえ、一見すると同じような商用車だが、メーカーによって個性の違いは結構ある。例えば中型トラックの場合、日野(通称名レンジャー)よりもいすゞ(同フォワード)の方が軽量で燃費も良いが、無理が効く(ぶっちゃけ過積載)のは日野の方だ。では残り2社はといえば、中型車は殆ど売れていない。

など、など、他にも色々違いはあるのだが、それはまた次の機会にて。