次から次へと物議をかもしている大阪万博だが、今度は会場にある「壁のない」子ども用のトイレがSNSで話題になっている。
万博に夫と3歳の娘を連れて家族3人でテストランに参加した女性が、仕切りの無い子ども用トイレを見てその驚きを「仕切りもなくて丸見えすぎる」とXに投稿した。
主催者の万博協会によると、写真のトイレは保護された迷子を一時的に預かる迷子／ベビーセンター内に設置されているもので、トイレは0～2歳児の利用を想定してつくられているという。
また協会によると、施設が「一時的に保護した迷子を預かる機能を有している」ことから、トイレメーカーTOTOのカタログ「学校・幼児施設トイレブック」を参考にしたと言い、そのカタログには「先生のお手伝いが必要な2歳児ではオープン空間に」などの記載があるという。
これに対してTOTOは、「保育園のように保育士や保護者などに出入りが限定され、日常のトイレトレーニングをする場所と、見知らぬ人どうしが出入りするトイレとではまったく状況が異なる」とし、今回のトイレは協会が購入したもので、TOTOはトイレの設計には一切関わっていない、とコメントしている。
TOTOからすれば、俺たちのせいにするなよ、という気持ちだろう。
万博という国際イベントで外国人がこのトイレをみたらば、日本は子供のプライバシーを無視している後進国、と思われるとの指摘もあり、ようするに主催者や設計者がアホだった、という事だ。