トランプ関税は中国をターゲットとしたことは周知のとおりだが、これに対して中国は10日、中国は米国と関税に関する交渉を始めるのかという質問に商務部報道官が
・中国の立場は明確で一貫したもの」
・「対話を望むのであれば、扉をいつでも開けておく。
・しかし、対話は相互間の尊重と平等な態度でなされなければならない」
として、「米国が戦いたいのであれば、中国は最後まで戦う」と強調した。
まあ、例によって面子が第一の中国共産党だから、ここは米国に対して強気の発言をするのも当然だ。何たって、145%の関税というのは、中国が台湾に侵攻したら米国は150%以上の関税をかけるというから、武力抗争一歩手前の税率という事だ。
そして中国の間違いは、この米国の政策が中国を含む世界と米国の戦いとして、第三世界は中国側につくと勘違いした事だ。ところがどっこい蓋を開けてみれば、第三世界の各国も米国に対して必死で個別交渉を始めてしまい、何のことはない「中国」対「米国+世界」の戦いとなってしまったのだ。
ところで、上の写真だが
どう見てもトランプ勝利を感じさせるような‥‥まあ、印象操作だが、DSサイドだったマスコミまでがトランプ陣営になびいてしまった、という事だな。