24年度の乗用車通称名別順位が発表された。上位10を見ると
第1位に輝いたのはヤリスだった。
ヤリスはBセグメントコンパクトカーとしてそれまでのヴィッツに変わり2020年に発売された。実は、それ以前からヴィッツは海外ではヤリスという名称で販売されていたもので、国内用でもヤリスという名称になったものだ。
スタイルは欧州輸出も考慮して欧州のライバルとなる小型車的なデザインで、これはなかなか良い。
また、ヤリスにはプラットフォームを共有したSUVのヤリスクロスもヤリスに一足遅れで発売された。そういえば、このアストンマーチンをパクったようなグリルは、最近街中でよく見るようになった。
これらのスペックを以下にまとめておく。
セダン、クロスそれぞれにガソリン1.5Lと1.5Lハイブリッドがラインナップされている。なお、セダンには1.0lもあり、価格は1.5Lとほぼ同じ。メリットは燃費と税金などが安い事だろうが、まあ、一部の業務用以外には買わないだろう。
ヤリスはセダンのガソリンなら200万円以内で買え、クロスのハイブリッドでも200万円代という価格の安さと、コンパクトではあるが決して狭過ぎない適度なボディサイズや、ヨーロッパ向けを意識した欧州的なデザインなど、成程売れるわけだ。