24年度軽自動車販売トップ10




乗用車とともに24年度の軽自動車通称名別順位が発表されている。今や新車の3台に1台は軽自動車という状況だ。

そこで、先ずはトップ10から纏めると

第1位のN-BOX(119.8~208.6万円)は相変わらず強い。第2位のスペーシア(122.8~189万円)とN-BOXは一見すると実に似てる。

第3位のタント(99.8~208.4万円)を加えトップ3は何れもウルトラハイトワゴンで、全高はN-BOX1,815㎜、スペーシア 1,785㎜、タント 1,775㎜とほぼ同じだ。第4位は毛色の違うハスラー(104.8~197.2万円)が入っている。

第5位のワゴンR(69.8~160.8万円)は全高1,650㎜と少し低く、本来はこれがオーソドックスなハイトワゴンだった。第6位のルークス(124.4~239.9万円)は全高1,780㎜でトップ3と同じカテゴリーの車だが、販売台数が伸びていない原因は何だろうか?

第7位のアルト(49.7~161.2万円)は、ハイトワゴン全盛の軽の中で唯一のセダンタイプだ。第8位のムーヴ(79.8~180.3万円)はワゴンRと同じカテゴリーのクルマだ。

第9位 eK(180.4~227.1万円)はルークスの兄弟車。第10位のタフト(132~188.6万円)はハスラーと同じカテゴリーのクルマ。

という状況で、売れ筋はウルトラハイトワゴンだった。これらは上級モデルなら200万円クラスと小型車と変わらない価格なのだが、それでも売れるのはユーザーから見てメリットが大きいという事なのだろう。