歯学部の人気が落ちているのは薄々感じていたが、試しに日本大学 松戸歯学部のパスナビ偏差値を調べてみたらば‥‥
なんと、35!
という事は、もしかして他の歯科大学も低いのか?
そこで代表的な私立歯科大学の偏差値〔内}をまとめると
• 日本大学 歯学部(歯-歯A):45.0~52.5
• 東京歯科大学 歯学部(東京都千代田区):52.5
• 日本歯科大学 生命歯学部(東京都千代田区):45.0
• 神奈川歯科大学 歯学部(神奈川県横須賀市):35.0
• 鶴見大学 歯学部(神奈川県横浜市):35.0
• 明海大学 歯学部(埼玉県坂戸市):40.0
日本大学 歯学部、東京歯科大学、日本歯科大学は私立歯科大学御三家といわれているだけあり、流石に35.0という事はなかったが、日大歯学部でも52.5であり、成程歯学部の人気がない事は間違いない。
それにしても、半世紀前の歯科大学はもっと難関だったような記憶がある。そこで生成AIで調べたら
私立歯学部 推定偏差値(1970年代)
日本大学歯学部 55〜60
日本大学松戸歯学部 50〜55
東京歯科大学 55〜60
昭和大学 55前後
日本歯科大学 50〜55
明海大学(旧・城西歯科大学) 45〜50
その他私立 45〜55
現在よりも10〜15ポイント高い水準で、偏差値50以上が一般的だった。
だよねぇ。
それにしても、これ程までの人気低迷の理由はなんだろうか。これまた生成AIに尋ねてみらば
1. 歯学部全体の人気低下
近年、歯科医師の供給過多や歯科医院の経営難が問題視されており、歯学部の人気が低下しています。
特に私立大学の歯学部は志願者数の減少が顕著で、偏差値の低下につながっています。
2. 私立歯学部の乱立と競争
日本には29校の歯学部があり、そのうち17校が私立大学です。
私立歯学部の多くは偏差値が低めであり、相対的に偏差値が抑えられている状況です。
3. 学費の高さと敬遠傾向
歯学部は6年間の学費が最低でも2,000万円以上と高額で、経済的負担が大きいことが志願者減少の一因です。
特に、国公立大学の歯学部(学費約350万円)に比べて費用対効果が低いと感じる受験生が多く、私立歯学部全体の志願者数減少につながっています。
要するに歯科大学を作り過ぎてしまったのが、最大の原因ということか。
しかも、歯科医師というのは殆どが開業していて、病院の勤務医というのは稀だろう。それで歯科医院を開業したが食っていけなかったらば仕事が無い。まさにツブしが効かない状態で、これなら同じ偏差値の私立工学部へ6年行った方が余程就職の心配がない。しかも、学費も安い。
と、考えてみれば、成程、納得できる。