ミャンマー地震で崩壊したタイのビルは中国が建設したものだけ




3月28日にミャンマーで発生した大地震の影響を受けて、隣国タイのバンコクで建設中だった33階建てビルが崩壊し、31日までに死者11人、行方不明者79人という被害が出ている。

崩壊したビルは中国国営企業の中国鉄道工程グループ(CREC)系列の建設会社である中鉄十局のタイ子会社とイタリア・タイ開発(ITD)が施工を担当していた。注目すべきは崩壊したのはこのビルだけで、周辺の建物には被害が無かったことだ。

更に不思議なのは、この事故現場はミャンマーの震源地から1,000㎞も離れている事で、現場付近の震度も3程度と大したことはなかったという。

そこで、考えられるのが周期2秒以上でゆっくりと揺れる「長周期地震動」で、短周期地震動に比べて遠くまであまり減衰せずに伝わるために、離れたところでも大きな被害が及ぶことがあるという。

まあ、それはそうとしても、他のビルには被害が無かったのだから、やはりこのビル自体に問題があった事は間違いなさそうだ。現実は中国と聞いただけで、手抜き工事や設計強度不足などを想像してしまうし、事実世界各国で中国が建設したビルや橋梁などが崩壊している事実がある。

中国の技術者は優秀とも言われているが、なぜにこのような事が起こるのか。生成AIに聞いてみたらば

中国には優秀な技術者も多いが、建設業界全体としての技術の運用・管理体制に問題があるため、事故が頻発している。
特に、急速な発展・汚職・法整備の不備・人材のばらつきが大きな要因となっている。

トップレベルの技術は高いが、それが末端まで行き届いていないことが問題の根本といえるでしょう。

という回答だった。