JFK暗殺記録コレクションが全て公開されているが、6万ページにもおよぶ膨大なもので、公開後時間が経につれ徐々に内容が明らかになるだろう。
実際に以下のような、オズワルド犯人説を否定する報道も出てきている。
事件は1963年11月22日、翌年には政府のウォレン委員会が、犯人はソ連で暮らした経験のあるオズワルドで単独犯行だった、と断定した。
しかしその後、続々とそれを否定する情報が出てきて、世間ではケネディ氏に敵対する勢力による大規模な暗殺事件であろうことは、多くの人々が感じていた。
そして犯人はといえば、これまた多くの人々がCIAであろう、と信じていた。この説は何やら大きな力により流布されていたようだが、それが最近になってイスラエルによる犯行という説がでてきた。
イスラエルは当時核武装を進めていたが、これにケネディ大統領が反対していた事が最大の原因というのだ。事実ケネディ氏が暗殺されて副大統領から昇格して大統領となったジョンソン氏は、イスラエルの核武装を認めてしまった。
では機密文書の公開で、イスラエルが暗殺の黒幕であった事が証明されるかといえば、それは判らない。膨大な文書の中に、それを証明するものがあるかどうかも判らないし、例えあったとしてもそれが発見されるかも、これまた何とも言えない。
ただし、オズワルドの単独犯説については、正式に否定される可能性はある。