ネットを見ていたらこんな広告があった。
何やら、専門学校の「高度ゲーム制作科」というもので4年制で来年開校という。
学校のサイトを見ると
「本科は、ゲーム開発の現場経験豊富な教員陣による指導のもと、長年にわたる教育ノウハウを結集して構築されます。未経験者でも安心して、4年間でじっくりと学べる学習環境を整え、学生一人ひとりが自分の強みを伸ばせる教育カリキュラムを提供します。さらに、業界との連携により、最新のトレンドや技術に触れる機会を充実させることでゲーム制作という枠を超えた、AI、VR/ARなどの未来を形作るテクノロジーを活用し、グローバルに通用する人材を育成します。」
という事だが‥‥。
それで、卒業すると「高度専門士」という称号が取得できるとか‥‥。
はぁ、 高度専門士？
しかし、実務に特化した教育機関としては鳴り物入りで誕生したが人気はイマイチの専門職大学があるが、その違いはなんなんだ？
どうやら、専門職大学は大学だから一般教養も学ぶが、4年制専門は実務関連のみで、理論的な教科も無し。専門職大学は一般の大学院への進学や公務員試験の受験も可能だが、4年制専門はこれらが一切ない。
という事で、一体何のメリットがあるのだろうか？
因みに定員は40名というから、まあ、そのくらいは物好きが集まるのだろうか？
実はこの専門学校と同系列には既に専門職大学があり、苦戦している専門職大学としては珍しくBFではなく、偏差値が算出（35）されているし、倍率も1倍を超えている。という事は、専門職大学で不合格となった受験生を4年制専門学校で引き取る‥‥とか。