野村ホールディングスは12日、温室効果ガスの排出量の実質ゼロを目指す金融分野の国際枠組み「ネットゼロ・バンキング・アライアンス(NZBA)」からの離脱を通知したことがわかった。
実は既に三井住友フィナンシャルグループが離脱していて、野村HDで2社目となる。
野村HDといえば証券大手であり、言ってみればDSの傘下の筈だが、何と反DSに舵を切ったという事だ。ただし、脱炭素に関する取り組み自体には引き続き注力する方針で、50年度までに主な投融資先の温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標は維持する、と表明しているが‥‥まあ、やらないだろう。
他に日本企業でNZBAに加盟しているのは3メガバンクを含む4社で、メガバンクがDSから離脱する時は来るのだろうか? それとも、DSとともに沈んでいくのか?
メガバンクは文系大学生の憧れであり、その為に東京一工や早慶を目指し、最悪でもMARCHという日本の学歴社会が形成されてきたのだが、そろそろ、それも崩壊する時が来たのかも知れない。
その前兆は、MARCH以上に四工大が人気となりつつある事でもうかがえる。尤も四工大は数Ⅲが必要だから、数学が大の苦手な文系エリートにはチョイと辛いが‥‥。