ウクライナが停戦同意




ロイターの伝えるところでは、 ウクライナは米国が示した30日間の停戦案を受け入れることで当座の重要な目標を達成した。停戦案は米国が提示しウクライナが同意したという。トランプ・ゼレンスキー会談が決裂した事で両国関係は最悪となったが、その後ゼレンスキー大統領は4日に米国に感謝の意を表していたから、この停戦案の受け入れは驚くことではない。

次はロシアのプーチン大統領がこれを受け入れるかだが、既に米露首脳の間では合意が出来ているとも言われているから、恐らく停戦は合意されるだろう。この時、ゼレンスキー大統領はNATO加盟と領土奪還について、諦めざるを得ないであろう。

そして米国は停戦後にウクライナの地下資源、とりわけレアアースの開発権利を手に入れる事で対中国戦略で大いに有利となる。またウクライナからすれば、自国領土内で米国が資源開発しているという事は、ここを攻撃すれば米軍が出てくることになり、NATOの保護が無くとも安全保障が確保されるという大いなるメリットがある。

ロシアとNATOが戦ってくれないと商売あがったりのDSとしては、この傾向は阻止したいだろうが、トランプ革命の波は止められそうも無い。

いよいよ、DSが崩壊するという歴史的な展開になる希望が出てきたが、そうは言っても窮鼠状態のDSは何をやらかすか判らない。

取りあえず、期待しながら静観するかなぁ。