破竹の勢いで進むトランプ改革だが、それをサポートしている官僚がまた凄い。以下に重要な人物を列挙する。
パム・ボンディ司法長官 元フロリダ州司法長官
トランプ大統領弾劾裁判で弁護人を務めたトランプ氏の最も忠実な側近の一人。
司法省は既に2021年1月の連邦議会議事堂襲撃事件を捜査した検察官と連邦捜査局(FBI)捜査員を大勢退職に追いやっており、ボンディ氏の就任でトランプ氏の司法省支配が一段と強固になる見通しだ。因みにボンディ氏は59歳!
ジョン・ラトクリフ中央情報局(CIA)長官
トランプ氏に対して行われた捜査に対して批判的で、CIAに対しても懐疑的な見方をしていた同氏がCIA長官に就任したという事で、これまた大改革が起こるだろう。
カシュ・パテル連邦捜査局(FBI)長官
元国防総省幹部で、FBIの捜査に怒りを表明し、共和党を不当に標的にしていると批判していた本人が、今度はFBI長官になったという事だ。
司法長官、CIA長官、そしてFBI長官をトランプ大統領の腹心で固めた事で、既にこれらに対して大改革が侵攻している。
ロバート・F・ケネディ・ジュニア更生長官
説明の必要のない程著名な人物であり、宿敵である民主党から共和党のトランプ氏の政権に参加した。米国におけるケネディ氏の知名度と人気は抜群であるが、日本のマスコミは『明確な科学的根拠を示さず、ワクチンの安全性に疑問を呈してきたことから「ワクチン懐疑派」としても知られている(NHK)』などと必至でディスっている。
クリスティ・ノーム国土安全保障省(DHS)長官 前サウスダコタ州知事 元共和党選出下院議員
DHSは、911同時多発テロを見残に防止できなかった事を踏まえて、テロリストの攻撃や自然災害等、あらゆる脅威から国土の安全を守るために、2002年11月に設置された米国で最も新しい省庁だ。
ノーム氏は州知事の時に新型コロナウイルス流行の時にマスク着用義務を求めず、独自の感染対策を提唱するなど反DSであり、トランプ大統領の長年の側近でもある。
という事で、この5人の名前と顔を頭に叩き込んでおけば、米国のニュースを理解するのに役立つだろう。