前回に引き続き、今回はホンダから
ホンダ
N-ONE RS
半世紀前に大ブレークしたホンダの軽自動車N360のイメージを持つ、軽としては実用性を二の次にしたモデルがN-ONEで、そのコンセプトに一番合っているのがRSの6MTモデルだ。
価格は216万円と、軽としては高価だ。
シビックタイプR
ホンダの高性能車の定番である「タイプR」は、現在シビックに設定されている。そして当然MTがラインナップされている。エンジンは2.0L ターボ 330ps 420N-m。価格は500万円
内外装の写真については本編日記
⇒ 2023/12/19 (Tue) HONDA CIVIC TYPE R <1>
ダイハツ
コペン
言わずと知れた軽のオープンスポーツであり、ホンダS660が生産終了となった今、この手のクルマとしては唯一の存在となった。当然MTの設定があるが、6速ではなく5速となっている。
走りについては所詮660㏄であり、挙動についてもS660のような走る楽しみは無く、あくまで雰囲気を楽しむクルマだ。価格は193~256万円。
スバル
BRZ
前回述べたようにBRZはトヨタ86の兄弟車で、寧ろこちらが本家というかオリジナルと思った方が良い。詳細については
⇒ SUBARU BRZ S 6MT 試乗記 (2012/4)
⇒ SUBARU BRZ R AT 試乗記 (2012/5)
日産
フェアレディZ
国産のスポーツカーとしては最も長い歴史を持つフェアレディZは、2シーターの本格的スポーツカーとして当然ながら6MTがラインナップされている。価格は550~930万円で、中心となるバージョンST 676万円は、ライバルと目されるポルシェ ケイマンの948~1,262万円に比べて大幅に安い。
内容については
⇒ Nissan Fairlady Z NISMO 試乗記 (2017/12)
以上、国産で今現在新車で買えるMT車について纏めてみた。今回のスポーツカーについては、やはりMTに乗りたいユーザーも多いだろう。とはいえ、時代はATであり、これらのスポーツカーもATを選ぶユーザーは多いだろう。
こんな状況だからMT免許(普通免許のAT限定無し)の取得者が少ないのも当然であり、スポーツカーに乗ろうというクルマ好きの若者ならば、最初から準中型免許を取得するのが得策というものだ。
次回は輸入MT車を特集する予定だ。