4日(火)9時20分、「焼岳(やけだけ)」の噴火警戒レベルが、レベル1(活火山であることに留意)からレベル2(火口周辺規制)に引き上げられた。
噴火警戒レベルは1~5となっていて、レベル4では警戒が必要な居住地域での高齢者等の要配慮者の避難、住民の避難の準備等が必要となり、レベル5では危険な居住地域からの避難等が必要となる。
そうしてみると、レベル2になったと言っても、直ぐに危険というわけでもなさそうだ。
ところで、焼岳ってどこだぁ?
焼岳は、飛騨山脈の長野県と岐阜県にまたがる標高2,455 mの活火山で、別名は硫黄岳。
周辺をみると、一番近い人家は4Km先の「中の湯温泉旅館」のようだ。
噴火した際には火山弾が飛ぶ事になり、その距離は一般には半径2~3Kmというが、噴火の状況によっては数十Kmに及ぶとも言われていて、そうなると中の湯温泉どころか、松本市でさえ危険となる。
まあ、そんな事態にならない事を祈っていよう。