トランプ大統領、ワシントンDCの事故原因は行き過ぎた多様性推進だ




トランプ大統領は就任から僅か10日間で、米国からDEIや極端なジェンダーイデオロギーなど「ウォーク(社会正義に目覚めた)」な政策の排除を目的とした大統領令や行政措置など10件を発令した。

DEIとは、「Diversity(ダイバーシティ)」「Equity(エクイティ)」「Inclusion(インクルージョン)」の頭文字をとった言葉で、多様性、公平性、包括性を尊重するという、民主党や意識高い系が大好きな考え方だ。

このような状況でトランプ大統領は30日、ワシントン近郊の空港で旅客機と軍用ヘリコプターが空中衝突した事故について、連邦航空局(FAA)のDEIプログラムのせいだと非難した。

FAAは数年に渡ってDEI政策を推進し、飛行経路や交差角度を理解する能力よりも、肌の色と性別を優先する事で航空管制官の適正テストを骨抜きにした。

米国では航空管制官の資格を持つ男女2000人の多くが、オバマ政権下で人種的多様性が十分でないと判断され不採用となっていた。それは、航空管制テストでどれだけ高い点数をとっても不採用になっていたという事実だった。

要するに、管制官としての能力が高い白人を採用せず、能力のない黒〇を採用するなどが平気で行われていたという事だ。

この指摘に対して、民主党は当然ながら強く反発しているが、上下両院で過半数を共和党に抑えられている現状では、何を言おうが犬の遠吠え状態だ。

なおトランプ大統領は1日、カナダとメキシコからの輸入品に25%、中国からの輸入品に10%の追加関税をそれぞれ賦課する大統領令に署名したが、これが発動されるのは4日で、さて、どんな状況になるのだろか?