その1
米国からの多数の不法犯罪者を乗せた送還便2機が、コロンビアへの着陸を許可されなかった。この命令はコロンビアの社会党大統領グスタボ・ペトロが下したものだ。
この報復としてトランプ氏は
・コロンビアから米国に持ち込まれるすべての物品に緊急25%関税を課し、1週間以内に25%関税を50%に引き上げる。
・ コロンビア政府高官、およびすべての同盟国と支援者に対する渡航禁止令と即時ビザ取り消し。
・コロンビア政府の全当事者、家族、支援者に対するビザ制裁。
・国家の安全保障を理由とした、すべてのコロンビア国民および貨物に対する税関および国境警備検査の強化。
・ IEEPA( INTERNATIONAL EMERGENCY ECONOMIC POWERS ACT、国際緊急経済権限法)に基づく財務、銀行、金融制裁の完全実施。
という内容を指示した。
しかも、「これらの措置は始まりに過ぎない。我々は、コロンビア政府が米国に強制送還した犯罪者の受け入れと送還に関して、その法的義務を侵害することを許さない!」との声明を出している。
その2
・人工妊娠中絶への税金投入を中止
・メキシコシティー政策を復活・拡大させ、世界的に中絶に税金が使われないようにした。
・妊娠中絶産業への補助金として、タイトルXの税金投入を禁止する規則を発表。
・強制中絶と強制不妊手術を支援する国連人口基金への資金援助をすべてカット。
・各州が家族計画プログラムの一環として中絶施設に資金援助することを禁じた前政権の規制を覆す法案に署名。
・オバマケアの交換プランにおける妊娠中絶の保険に対する別払い要件を完全実施。
・連邦政府による胎児組織研究への資金提供を停止。 医療機関と個人の良心の権利を保護し、いかなる医療従事者も信念に反して中絶に参加することを強制されないようにした。
・米国内のすべての病院が、未熟児や障害の有無にかかわらず、緊急医療を必要とする乳幼児に医療処置や緊急搬送を提供することを義務付ける大統領令を発布。
・ジュネーブ・コンセンサス宣言に署名し、中絶に国際的権利は存在しないことを宣言するとともに、女性の健康を守ることを約束した。 史上初めて「いのちの行進」に参加した大統領。
その3
トランプ大統領、88,000人のIRS(米国国税庁)職員を解雇するか国境へ移す計画を発表
Trump Announces his plan to terminate the 88,000 IRS agents or move them to the border 🙌https://t.co/DMfCcnqwZ7 pic.twitter.com/ykBPJJBiGZ
— MJTruthUltra (@MJTruthUltra) January 25, 2025
その4
米上院、ヘグセス氏の国防長官人事を承認 賛否同数で副大統領が決裁
ピート・ヘグセス氏は元軍人で保守系テレビ局FOXで8年間司会を務めていた。
それにしても、次から次へと重大なニュースが報じられているが、何しろ200件もの法令にサインしたのだから、我々にその全貌が判るまで多少の時間がかかるだろう。