ローカライザー激突で韓国務安空港は全員死亡、広島空港では軽傷




年の瀬も迫った29日に韓国で起こった済州航空着陸事故では、強固なコンクリート構造物上に設置されていたローカライザー(着陸誘導施設)が大事故の大きな要因となった。

実は2015年4月に、日本の広島空港でも着陸時に滑走路を離脱してローカライザーと衝突した事故が起こっていた。しかし、乗客81人のうち27人が軽傷を負っただけで、死亡はゼロだった。

こりゃぁ一体どういう事だ?

実は広島空港のローカライザーは地面に直接設置されていたために、衝突時に簡単に破壊された事で、航空機に対してのダメージが極めて少なかったのだった。


実は滑走路の延長線上に設置するローカライザーは万一航空機が衝突してもダメージが少なくなるように、わざわざ軟な構造にするのが常識なのだという。

要するに、韓国務安空港のように頑強なコンクリートの上に接するなんていうは、世界中さがしても韓国くらいらしい。

あれあれ。

多数の死亡者が発生しているので、笑いものにするのは憚れるのであえて言わないが‥‥。

それ以外にも、パイロットの行動も疑問だらけであり、これはYouTubeなどでも航空関係の専門家が原因を予測したものが多数アップされている。

事故に至る概要は下図で、
① 08:54 管制塔が滑走路No1へ北側からの侵入を許可
② 08:57 管制塔はバードストライクを警告
③ 08:59 パイロットはバードストライクによる「メーデー」を発信しゴーアラウンドする
➃ 09:00 反対方向からの着陸を試みる
⑤ 09:01 管制塔は滑走路No19へ南側からの着陸を許可する
⑥ 09:02 着地する
⑦ 09:03 航空機クラッシュ

これを見ると何故ゴーアラウンド③したのか、そして何故十分な距離を置かずに旋回したのか⑤。これによって滑走路での着地地点が1/3程奥になり、只でさえ短い滑走路は更に短くなってしまった。

そして、何故にフラップを出さず、しかも胴体着陸をし、更には滑走路から逸脱させてダートに入れば大きな抵抗となって停止できた可能性もあるのに、滑走路上を真っすぐに進んだのか

等等‥‥

結局、どれか一つでもマトモだったらば、これほどの事故には至らなかったのではないか。