10年間使い続けたAdobeのデザイン&ウェブフルセットも、ついにアクティベーションのサポートが終了され、その対策を考える必要となった。
現在Adobeのアプリケーションは一部の入門用を除いて買取はなく、creative cloud というサブスク(サブスクリプション)方式、すなわち一定期間、定額料金を支払うことで商品やサービスを利用できるビジネスモデルを採用している。
これには各種プランがあり、すべてのアプリを使える「コンプリートプラン」は魅力的だが月額7,780円で1年間では93,360円という結構な価格となる。今の状況で流石にこれは厳しい。
考えてみると、Adobeのアプリケーションで常に使用していたのはPotoshopとDreamwwaverであり、それ以外は殆ど使っていなかった。とりわけPotoshopについては常に使用するし、他社に同等なアプリが見当たらない未だ唯一無二の存在だ。
ではPotoshop単体ではいくらかというと月額3,280円。ええっ、全てが使えるコンプリートプランが月額7,780円に比べると随分と割が高いじゃないか。
しか~しっ、確か写真マニア向けのセットがあったような覚えがあり、調べてみると、あったあった。
PotoshopにLightroomがついて月額1,180円。これならまあ許せる。
しかしここで頭に過るのはPotoshopっていってもライトバージョンだったりしないよねぇ、という事だ。説明を読む限りは正真正銘のPotoshopのようだし、最初の7日間は無料で、その間に気に入らなければ契約が解除できる。’
という事で、早速これを契約したみた。
インストールとアクティベーションは実に簡単で、さて立ち上げてみると画面に写ったのはお馴染みのPotoshopの画面であり、その構成も10年前のCS6とほぼ同じ。
早速使ってみると、細かい部分は表現や配置が違うものもあるが、殆どそのままの知識で使用できた。むしろ改良されているくらいで、実に使いやすい。性能も上っているようで、上記のスクリーンショットもオリジナルから縮小しているのだが、解像度などは非常に優秀で、この辺も多いに改良されていた。
これで、月額1,180円は十分に納得できる。
それにしても、月額3,280円のPotoshop単体って何なんだ、と思ったが、これは恐らく法人用だろう。ようするにフォトプランというのは個人の写真マニアへの普及に向けたダンピング製品だったのだが、まあとにかく、これは正解だ。
という事で、Potoshopについたは一軒落着でめでたしめでたし。
では、Dreamwwaverはどうするのか、という話は次回にて。