メインPCの修理は終わったが・・・(3)




修理から戻ったPCはゼロからセッティングやアプリのインストールをする羽目になってしまい、先ずはExcelを何とかするべく兼ねてから噂のあった無料のウェブ版にトライし何とか動き出した事までは述べた。とはいえ、世の中そうスンナリとは事が運ぶ筈も無く、これについては次回に述べる。

さて今回はAdobeのアプリケーションについての状況をまとめてみよう。第1回で軽く触れたが、デザイン&ウェブフルセットをインストールして、さてアクティベーションとなったら、上限数を超えているとのメッセージが出てアクティベーション不能になってしまった。

そこでAdobeのサポートに連絡をとってチャットを行ったが、噂どおりにらちが明かない。そこで色々考えを巡らしていたら、そうだ、2代目前に使っていたワークステーションに残っているかもしれないと思い、納戸の奥から引っ張り出して、久しぶりに電源を入れれみた。

しかし、すんなりとは立ち上がらなかったが強引にWindowsを立ち上げて、さてデスクトップのアイコンからPhotoshopをクリックすると、何やら立ち上げているようだ。暫くして、おおっ、Photoshopが立ち上がった。

早速「HELP」を見たらば「アクティベーションを解除」という項目があり、これはもしや、とクリックしたらば、確認のダイヤロブパネルが出たので実行ボタンを押して、やれやれ、成功かな、と思ったのもつかの間、不具合のメッセージが出てきた。それで、その理由というところをクリックしたらばアドビのサイトにつながり、その内容はなんと、「このバージョンは既にアクティベーションのサポートを終了している」との事だった。

ガ~ン!

今から10年ほど前には、本格的なウェブサイトを作るにあたっては、画像処理はPhotoshop、挿入するイラストはillustrator、そしてHTMLのコーディングはDreamweaverといづれもAdobeのアプリケーションが定番だった。

ところが、これらのソフトは極めて高価であり、零細なデザインハウスではとえもではないが投資できず、結局多くが違法コピーを使用しているのが現状だった。そこでAdobeはこれら零細業者向けとして専門学校とタイアップし、形だけの情報コースの生徒と認定してアカデミック版を安く販売することを考えたのだった。

そして本来25万円のデザイン&ウェブフルセットを9.9万円で販売したのだった。実は我が家のAdobeのアプリケーションもこの方法で手に入れたものだった。それから10年間、まあ、元を取ったといえば言えるし、何よりもバージョンが古い事に起因して不具合も出た来たが、最新のバージョンに投資する予算はないという事で、なんとかダマしダマし使ってきたが、そろそろ限界が来たようだ。

因みにこれらのアプリはWindowsと共にMacでも使えたのだが、こちらは数年前のiOSのバージョンアップにより使用できなくなっていた。

という事で、ではどのように解決するかについては現在検討中であり、その結末は次回以降にて。